図書館員が薦めるこの1冊『おなみだぽいぽい』

2023.06.05

自分の不甲斐なさに、かなしくなる。

誰かのせいにしたいけど、誰のせいでもないのが、よけいに泣きたくなる。

…こんな思いになったときに寄り添ってくれる絵本を、紹介したいと思います。

「じゅぎょうのとき せんせいのいうことわからなくて なみだこぼれそうなときあります。」という言葉から、この絵本は始まります。うまく言えないけれど、泣きたくなってしまう。そんなときは、思いっきり泣けばいい。塩味も、味を深めるために必要なスパイスの1つです。

不思議な絵も、魅力的な一冊。読み終わると、主人公と一緒に心がスカッとした気持ちになります!