図書館員が薦めるこの1冊『やましたくんはしゃべらない』
2021.12.13
「しゃべれない」のではなく「しゃべらない」。このタイトルには、やましたくんの強い意志があります。
今回紹介するのは、著者・山下賢二さんの子供時代のエピソードを描いた絵本です。
やましたくんは、学校で一度もしゃべったことがない。さて、授業で作文を発表することになったけど、やましたくんはどうするのでしょうか…?
いろんな子がいて、いい。
いろんな人がいて、いい。
作文の発表を聞いたクラスメイトたちのように、その人をそのままに受け止めたいなと考えさせられる本です。やましたくんの知恵や勇気も必見です!